Cannsunは、アフリカ大陸で初となる女性向けシロシビン試験、第2フェーズの承認を受けました。

プレスリリース2022年4月13日07:00EDT

南アフリカやタイで事業を展開し、人間のポテンシャルを最大限引き出す新薬の開発と商品化に焦点を当てた、バイオ製薬会社であるCannsun Group PLC( “Cannsun”)は、南アフリカ健康製品規制当局(SAHPRA)から、大うつ病性障害に苦しむ女性30人のHIV陽性者を対象にシロシビンの安全性と有効性を評価するための臨床試験を行うことを承認されました。

この試験は二重盲検で、無作為に選出された大うつ病性障害のあるHIV陽性女性を対象とした、シロシビンによる短期支援心理療法のフェイズ2試験になります。

Lancet Psychiatryで発表された30年間の世界的な体系的分析によると、メンタルヘルス障害は世界の疾病負荷において主要な原因の1つです。 MDDはHIVと女性で最も蔓延している併存疾患のひとつであり、南アフリカでは推定770万人がHIVに感染しているといわれており、この試験はすべてHIV陽性の女性グループで実施されます。

Cannsunの研究開発責任者、ドナヒュー・ウッドマン氏によると「安全で効果的な臨床的に意義のある結果をもたらす、女性のためのサイケデリック療法と治療計画を開発するためには、女性が男性と比べて大うつ病の治療においてどのような反応を示すのかを、より深く理解することがとても重要です。この研究は南アフリカで実施され、以前は誤解されていた化合物の治療効果を調査するのを目的とした、幻覚剤に対する世界的に新たな関心をもたらしています。」

Cannsun Medicinalsは、ヘルスケアにおける新規性の治療効果を決定するための臨床試験を実施し、さまざまな治療分野で複雑な臨床試験を実施するサービスを提供している、多国籍臨床研究機関であるTASKと契約を結びました。

TASKの事業開発責任者、ダンカン・マクドナルド氏によると「TASKチームは、アフリカに住む人々にとって初めての画期的な試験を実施するためにCannsunグループに選ばれたことを誇りに思います。精神障害の治療が進歩し、この試験が革新的な化合物を用いた精神医学研究へのさらなる投資を生み出すことに影響を与えるであろうことを楽しみにしています。」

TASKは、ステレンボッシュ大学の精神医学の著名な教授であり精神医学部のエグゼクティブヘッドであるソラヤ・シーダ氏と協力して試験を実施します。彼女は精神科医として20年以上の臨床的、疫学的および基本的な神経科学研究の経験があります。

またソラヤ・シーダ氏は、生物学的精神医学フェローシップの世界連盟、精神医学のルンドベック研究所特別研究員賞、MRC中途採用賞、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究フェローシップ、アメリカ不安障害協会キャリア開発賞、ネビル・アレクサンダー記念フンボルト研究賞、ステレンボッシュ大学の首相研究賞、MRCゴールドメリット賞など、さまざまな賞を受賞しています。

Cannsun Group PLCの最高経営責任者、デビット・パリー氏によると「メンタルヘルスは世界的に研究が必要な分野であり、この研究がうつ病や不安障害の治療の進歩をもたらすことを願っています。Cannsunの研究開発チームは、新興医薬品を利用した南アフリカでの治療のさらなる進歩を目指しています。」

TASKが実施するすべての臨床試験は、試験開始前に南アフリカ健康製品規制当局(SAHPRA)と独立した倫理委員会によって審査および承認され、Good Clinical Practice(GCP)の基準とガイドラインに従います。調査はGCPに準拠しており、完全に任意となります。

www.cannsun.com

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